糖尿病の原因
糖尿病は、インスリンの作用が不十分であるために血糖値が高い状態となることが原因で生じます。
血糖値が高い状態が続くことで、全身の血管を傷つけ、様々な臓器障害・糖尿病合併症を引き起こします。
糖尿病の病状
糖尿病の初期に症状はなく、痛みもかゆみもありません。
自覚症状がないこの時期に、高血糖により体中の血管が少しずつ、確実に傷ついていき、動脈硬化がすすんでいき自覚症状が現れるようになります。
糖尿病の症状とは?糖尿病
糖尿病とは、インスリン作用が不十分のために血糖値が高い状態が続くことで、
糖尿病性昏睡をはじめとする急性合併症、
糖尿病網膜症・糖尿病腎症・糖尿病神経障害をはじめとする慢性合併症、
脳卒中や心筋梗塞など生命に関わる重篤な合併症
を引き起こす病気です。
日本糖尿病学会では、
「インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに血糖値が普段より高くなっている状態」
と定義されています。
また、International Diabetes Federation (国際糖尿病連合)では、
「膵臓がインスリンを生成できなくなったり、体がインスリンを効果的に利用できなくなったりすることで起こる慢性疾患」
と定義されています。
続きを読むDiabetes is a chronic condition that occurs when the pancreas can no longer make insulin, or the body cannot effectively use insulin.
International Diabetes Federation
睡眠時無呼吸症候群🛌
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査ができるようになりました。
小さな機器をお持ち帰り頂き、ご自宅で測定して頂く簡易タイプの検査です。
万一、引っかかってしまった場合はCPAPや在宅酸素療法の導入を当院で行うことができます。
いびきがある、昼間の眠気が強いなど気になる症状がおありの方は、ご相談下さい。
肥満外来について💡
当院では、肥満外来として時間や枠を決めた外来は行っておりません。
しかし、肥満があると、脂肪肝、高脂血症、高血圧症、糖尿病など、合併症を伴っている場合を多く認めます。
高脂血症や高血圧症は、動脈硬化を進行させ、心疾患などのリスクを高めるので治療対象です。
肥満がある方は、減量をするとこれらの症状が改善する場合を多く認めますので、通常の診療の中でお薬を使いながらも、減量のための食事・運動療法の指導を行わせていただきます。
また、稀ではありますが、副腎から出るホルモンの異常により肥満が起こることがありますので、その可能性が疑われた方には検査させて頂きます。
肥満に対して、症状の有無に応じてさまざまな角度から診療させていただきますので、いつでも御来院下さい。